ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

東海カーボン(株)【5301】の掲示板 2018/11/16

こんな記事がありました。今下がってきてるのはこの流れだからでしょうか。

『ニードルコークスや黒鉛電極の価格が読めない中で、一つ確実に言えることがあります。それは、会計的にはこの利益は本来の実力からすると「行き過ぎ」だということです。

黒鉛電極の価格上昇は、そもそも原料であるニードルコークス価格の上昇を転嫁するためのものです。つまり、売上高と同時にコストも上昇するはずなのです。

しかし、売上高が2倍になるにもかかわらず、売上原価は約5割しか上昇していません。よほどコスト上昇以上に価格を上げていなければ、売上原価も2倍に近づくはずです。

これは、会計的なタイムラグに起因します。製品が売れた時に、売上高は売価で計算しますが、その原価は直近の原料価格ではありません。以前に安く仕入れた原料が残っていますから、残っている原料の平均仕入れ価格(月別総平均)によって原価が決まります。

原料価格の上昇局面では、高い売価に対して安い原価となります。原料が入れ替わるサイクルは、会社に問い合わせたところ約2年とのことです。1年で半分入れ替わるということであり、原価の上昇率5割とほぼ一致します。

つまり、現在は高い水準の利益が出ていますが、来期には原価が上昇し、価格が上がらなければ利益が減少することが明らかなのです。』