ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

東海カーボン(株)【5301】の掲示板 2020/02/15〜2020/03/02

中期経営計画で営業利益見込みを75%も減額(アルミのコベックス買収で得られる100億円の利益を除けば85%の減額)して、必要以上に下がった電極価格は持続不可能だからこれ以上下がらないとしているが、18年に価格が4倍も上がったあと、19年に僅か3割値下げしただけで、電極の利益がほとんど出なくなってしまったのはなぜか。バブルに乗って、電極のM&Aで買収拡大してしまったしまった脆弱で甘い市況とコスト見通ししかできない会社が、どうして4~5倍にも上がってしまった電極価格の値下げはあり得ないと断言できるのか。さらに2割下がってもまだ18年の2倍以上の価格である。もともと中国の環境方針の転換から生まれた異常なバブル需要だから、中国が20年から21年に工場新設して品質改善した黒鉛電極を自国で増産するのは当たり前のこと。100万トン単位の桁違いで増産が見込まれていて、日本の国内電極価格はさらに大幅な値下げラッシュに襲われるはず。昭和電工の無謀と評された自社の株時価総額よりも多い日立子会社の逆買収を行った危機感を見ればすでに電極に先がないことがよく分かる。

  • >>490

    何か基本的なことを見過ごしてるような。

    中国で作られてる石油系の電極は安いが消耗が激しい・折れやすい事により稼働率が悪くて逆にコスト高になる。恐らく中国のような人件費が安い・電気代が安い国でしかペイしない。

    中国の電炉メーカーも本当は東海カーボンや昭和電工の作ってる電極を使いたいけど限定された生産量の為、後発電炉メーカーまでは廻ってこない。仕方なく安物の電極を使っている。

    逆に、日本・米国・欧州など人件費・電気代の高い所で安い電極を使って稼働率を下げたんではペイしない。高くても高品質の電極を使うしかない。

    石油系と石炭系では同じ電極と言いながら全くの別物なんだから仕方がない。
    中国が石炭系のニードルコークスを作れるようになったら話は別だが、特殊な技術がいるみたいで。

    中国は中国で安物の電極使ってという独自の道を行くのと違うかな。