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アジアパイル―株価の割安感強まる

 アジアパイルホールディングス<5288.T>を狙ってみたい。21年3月期は2ケタの連結営業減益を見込むこともあり、PER6倍絡み、PBR(株価純資産倍率)0.5倍台の低水準。配当は中間・期末それぞれ10円で年間20円を見込んでおり、配当利回りは4%台に乗せている。

 同社は建設基礎杭であるコンクリートパイルの双璧で、目指すのは総合的な基礎建設会社。コンクリートパイルを販売して工事を丸投げするのではなく、耐震性、免震性の優れた基礎を最後まで責任を持って施工し、シェア拡大を図ろうというもの。

 21年3月期第1四半期(20年4-6月)は、売上高217億5300万円(前年同期比4.8%減)、営業利益9億4100万円(同38.3%減)。売上高は、国内は新工法の「MAGNUM工法」が引き続き堅調に推移し、業界としての出荷量が減少する中で前年同期並みの水準を確保したが、ベトナムにおける需要の減少で全体として減収。営業利益は、国内における受注競争激化による工事粗利益率低下で大幅減益となった。通期の業績予想についても、売上高870億円(前期比6.6%減)、営業利益42億円(同17.3%減)と2ケタ減益を見込んでいる。

 ただ、そうしたことも株価にはかなり織り込まれ、中・長期的に割安感を強めている印象