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2016年は鹿児島県、熊本県はじめとする九州全域、昨年は岡山県、広島県はじめとする中国地方全域、そして今年は関東、甲信越、東北の東日本全域が河川決壊、土砂崩れによる甚大な被害を被った。一体、国富がどれだけ喪失したのだろう。

そのたび、30年に1度、50年に1度、100年に一度と言って、滅多に来ない被害といってきたが、これから毎年、数十年に1度の水害が起こる可能性が極めて高い。なぜならば、風力だけでなく降水量が桁違いだからだ。

今回国土交通省が、全国の河川を調査し水害対策に乗り出すとの報道。本当にありがたいことです。是非、政府挙げて国土強靭化に取り組んで頂きたい。

それと併せて地球温暖化対策も、環境省、経済産業省など連携して強力に推進して頂きたい。南極の氷の溶け海面が上昇、四面海に囲まれた島国日本の平地は、沿岸部集中し3割、残り7割は山地という地形の特質。根本治療をしない限り、対症療法(治水・治山)のみでは、洪水・土砂崩れの大被害は毎年起こる。さらには、将来的には、沿岸部の海面に水没という事態も生じかねない。