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日本板硝子(株)【5202】の掲示板 2024/08/07〜

装置産業のBEP(損益分岐点)は売上だけではなく工場稼働率と強くリンクしている。
トヨタでさえリーマンショック時で世界販売が激減し工場稼働率が95%→70%に落ちたら大赤字になった。
設備投資~減価償却は生命線なのだ。
トヨタは稼働率70%でも赤字にならない体制を構築し、今では操業停止しても転落しないようになった。

しかし板ガラスは部品だから当然、利益率が極めて低い。
また窯業はいつでも止めて再稼働が可能なアッセンブリーラインと違う。
窯業は窯を止めたら最後、廃炉しかない。
数十億円の投資がおジャンになり、莫大な特損が発生する。
そういう宿命を持っているからガラス産業への期待値は極めて低いのだ。

それがわかっている経営者は非板ガラス事業領域に再投資をして事業を育成する。
ガラスで儲けようなんて考えているガラスメジャーはいない。
痛社はそれが出来ないで現在に至っているのだ。

借入金利が安くなればハッピーなんて戯言は〇〇なのだ。