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(株)ニチリン【5184】の掲示板 2015/04/29〜2017/02/21

>>553

なるほど。バイクのブレーキホースにおいてはニチリンの優位性があり儲かるワケですね。僕のような素人から見れば『そのホースがどう凄いのかは分からない』のですが『ほぼ100%』ってよほどの事ですね。これからも新興国でのバイク需要は増えていくでしょう。数年もしたら『インド』・『アフリカ』・『南米』とかの売上がワケて書かれるようになっているかもしれませんね。

そういえば僕も(アジアで)ホンダのバイクに乗っているので知らぬ間にニチリンのユーザーみたい(不思議)

  • >>555

    私はバフェットの法則に倣って投資していますが、私が今ニチリンに注目しているのは経営者です。
    リーマンショック前のピーク時、ニチリンの営業利益率は3.6%でしたが現在の前田龍一社長に代わった2013/12期、対前年比大幅アップし7.9%、その後、9.5%、11.3%と上昇し、今年度予想は円高にも関わらず、12.58%となっています。15年12月期の営業益をリーマンショック前のピーク07年12月期と比較して見ましたら、なんと3.68倍!、目の覚めるような経営力です。
    その秘密は生産工程の自動化のようです。2016/3/1の日経記事に有りましたが、現在35%程度の自動化率を更に80%程度まで上げる計画のようです。しかも驚くべき事はこの合理化投資は外注では無く自社開発の技術で行うようです。92年の歴史を持つニチリンの真骨頂かと思われます。
    更にもう一点は、エンジンとか、ブレーキ、ハンドル等であれば誰にでもよく分かりますが、ブレーキホースなどといえば、誰も知らないようなごく小さな部品だと思われます。バイク、車、テレビ、スマホ等の成長期には世界中の企業が一斉に参入し競争が激化したと思われますが、バイクのブレーキホースなどで利益を上げられると思う企業は限られ、競争は限定的であったと考えられます。その分野一筋に92年?、日本国内でのシェアほぼ100%へ。そんな細かい部品生産へ、しかもニチリンが独占状態のような分野へ新たに参入する企業があるとは考えられないという点です。
    と言う事は、バフェットの法則で言われている「代替品の無い」、「フランチャイズ性のある」企業では無かろうかと私は考えています。