ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

タカラバイオ(株)【4974】の掲示板 2018/10/16〜2018/11/28

タカラバイオが開発している腫瘍溶解性ウイルス、HF10(canerpaturev)の日本で行われた第二相試験の結果がESMOで発表された。黒色腫の二次治療としてYervoy(ipilimumab)と併用したところ、最良客観的反応率(ベストORR)が7.4%(27例中2例)だった。通常の薬効確認試験で用いられるORRはベストORRより低く出ることが多いので、この併用療法の効果はこれ以下ということになる...
何れにせよ、今回のベストORRだけでは併用の必要性は感じられない。OpdivoをYervoyと併用するのと比べて効果もエビデンスの質も見劣りする。もっときちんとした試験で延命効果を確認すべきである

海外医薬ニュース

  • >>330

    何故、その原因であると考えられる以下の文章を中抜きするんです?
    これこそが日米の治験での差異かも知れないし、タカラバイオでも同様な説明がありました。

    記事を勝手に切り貼りして、誤った誘導するのはどうかと思います。


    米国で実施された第二相Yervoy併用試験は43例のベストORRが49%、うち完全反応は18%だった。類似した薬であるアムジェンのImlygicはYervoy併用でORR39%だったので、同程度の効果があるかもしれないと思っていた。

    日米の成績の差異はYervoyが犯人である可能性も指摘されている。今回の試験では9割の患者がOpdivoによる治療歴があったが、日本における藤沢らの後顧的研究によれば、Opdivo歴を持つ患者にYervoyを使った症例のベストORRは3.3%、60例中2例だけだった。

    しかし、Yervoyという薬は伝統的な免疫強化療法と同様に延命効果はあるがORRは海外でも低い。米国承認の根拠となった試験では、Yervoy単剤投与群のベストORRは10.9%だったが、Yervoyとgp100を併用した群では5.7%だった。gp100単剤投与群は1.5%だったので、Yervoyの効果は3.2~10.9%の範囲という計算になる。単剤投与群と併用群の95%信頼区間の重複に注目すると、6.3~8.4%の範囲と推定することもできる。