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安定の下方修正でした。それにしてもこの決算報告を出す直前に特許出願のお知らせを出すあたりに社長と会社の悪意を感じます。
相変わらず決算単信には胡散臭いことが書いてありますが、 信ぴょう性は相当低いと思います。

今回は下方修正のお知らせ及び決算短信を読んだ感想と、アイビー化粧品の問題点をいくつか書きます。

以下長文です。興味があればどうぞ。

・まず第3四半期の結果はまぁそんなものだと思います。しかし通期の37億という売上予測はまだかなり甘めだと思います。これまで何度も書いていますが、アイビー化粧品では下半期の売上が上半期を大きく上回ることはありません。以前の書き込みで通期の実績を33~36億と予想しましたが、おそらくその範囲に収まるくらいだと思います。

・ちなみに今のこの時期には3月出荷の強化製品である美白製品の注文が大方出ているはずなので、かなり精度の高い通期の着地予測ができているはずですが、この期に及んでまだ株主や世間に本当のことを言っていないのだと思います。

・決算単信の定性的情報に書かれている、『販売組織づくり』『稼働率向上』『教育機会の拡大』『アイビーファン拡大』などは、もう何年も前からずーっと言い続けていることです。「どうやってそれをやるのか」が問題なのに、それが決定的に抜けています。要するに、抜本的な施策は何も無くこれまでと同じことをやっていくということです。

・もっと突っ込んで言うと、アイビー化粧品の顧客は増えるどころか減っていると思います。これは各年度の決算説明資料に掲載されている「組織数の推移」から読み取れることですが、ここ数年のIM(アイビーメイツ…アイビー会員のようなもの)登録数の増加率は1~3%ほどです。これは新規登録のみのカウントで、解約はほとんどカウントされていないはずなので顧客の実数はもっと少ないです。よく言われることですが、どんな業種でも離客というのがあり、だいたい年間5~10%は離客すると言われています。アイビーも例外ではありません。しかし、1~3%しか増えていないということは、アイビーでは毎年、新規増客より離客の方が多いということです。

・もう少し細かく見ると、過去最高を記録した2017年3月期の売上は前年比29%アップでしたが、顧客登録数はわずか3.4%しか増加していません。ひとりの顧客が化粧品に使える金額なんて急には増えないので、アップした売上の大部分は販売会社と販売員の在庫になったということです。それが翌年に売れれば問題ないのですが、2018年度の顧客登録数も3.5%しかアップしておらず、大量の在庫が販売会社と販売員に残ったことになります。

・アイビー化粧品はメディアでのコマーシャルを一切しておらず、新規顧客は販売員がひとりひとりコツコツとつくっていくしかありません。だからどんないい製品を作っても爆発的に顧客が増えて売上が上がることはありません。なのに、海外旅行などのインセンティブをばらまいて、レッド&ホワイトパワーセラムなどを大量に在庫させてしまったものだから、捌けないのは当たり前であり、今の惨状は当然の結果だと思います。

・今回、取締役がいっせいに辞任しましたが、だからと言って外部から誰かを招くわけではなく、若手を抜擢するわけでもなさそうだし、もちろん社長はこれっぽっちも責任など感じていないでしょうから何も変わりません。今回辞任した人も何年かしたらシレッと元鞘に収まっていると思います。


今のアイビー化粧品は、羽賀研二ではありませんが、稀代の極悪上場企業だと思います。

社長の給料のほんの何%かを、芸能人やネットのインフルエンサーに渡してテレビでアイビーのことを言ってもらったり、SNSに拡散でもしてもらったら、少しは知名度も上がって顧客も増えるかも知れませんけどね。