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  • >>998

    コニカミノルタ、米遺伝子診断を買収 革新機構と
    2017/7/2 2:00日本経済新聞 電子版
     コニカミノルタは官民ファンドの産業革新機構と共同で、遺伝子のがん診断を手掛ける米アンブリー・ジェネティクス(カリフォルニア州)を買収する方針を固めた。買収額は総額1000億円前後になるとみられ、コニカミノルタのM&A(合併・買収)としては過去最大。主力の複合機事業が伸び悩む中、医療分野のM&Aを活用して新たな収益源を育てる。
    ………略………
    革新機構が共同で買収に踏み切る背景には政府の医療費の増加がある。コニカミノルタやアンブリー社の技術はがん患者などに有効な投薬支援につながる可能性が高い。増え続ける医療費を減らすために、政府も関与して日本国内での早期の事業化を後押しする。

     コニカミノルタは主力の複合機販売が伸び悩み、2018年3月期の連結営業利益は460億円と前期比8%減る見通し。過去最高の08年3月期(1196億円)の4割に落ち込んでいる。

     22年3月期に連結営業利益を1000億円以上に回復させる計画で、そのためには新たな収益源が必要。今回の買収で医療を含む新規事業の営業損益を300億円の黒字(前期は108億円の赤字)に引き上げる。

     今回の買収総額はアンブリー社の直近のEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)の10倍台にとどまるとみられ、買収価格に割高感がないことも判断を後押しした。

    政府が関与し、買収が割高で無いところがいいね。