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【 アビガンを妄信する人が知らない不都合な真実 】
東洋経済オンライン

■実態としては「承認されないはずの薬」
 隈本教授は「本来なら承認されないはずの薬です」と言い切る。
 アビガンは、本来の適応症である季節性インフルエンザに対する確かな有効性を証明できませんでした。
 そのうえ、副作用として催奇形性(胎児に奇形を及ぼす危険性)があったため、本来なら承認される条件を満たしていない薬だ
 季節性インフルエンザにすら十分に効くことを証明できなかった薬を、承認薬という言葉でひとくくりにして、夢の新薬のように言うのはおかしいと思います」