メディシノバ【4875】の掲示板 2021/06/13〜2021/06/29

この数年間、日本の個人投資家のメンタリティを揺さぶり続けてきた「東証上場廃止懸念」。

岩城社長の軽率短慮な発言がこれに大きく拍車をかけ、本来の企業価値からはかけ離れた時価総額・株価水準になりました。
日本市場での揺れに揺れ動いた個人投資家の行動は米国NASDAQ市場にもネガティブな影響を与えたことでしょう。
現状は、この呪縛から未だに解き放たれてはいないのだと思います。

しかし、東証の市場再編はメディシノバにとって大きな福音となりました。
メディシノバは来年４月の再編後には東証グロースに組み込まれると思いますが、そこでは基本的に経営成績等の基準は撤廃され、営業利益や営業キャッシュ・フローの水準をケアする必要がなくなります。

そこで求められる株主数、流通株式数、流通株式時価総額、流通株式比率等の基準は全く問題なくクリアしていますので、もうメディシノバには上場廃止の懸念はなくなったと言って良いと思います。

この東証市場再編に関しては今年の6月30日、つまり明日が「移行基準日」です。
この「移行基準日」における数値を下に、上場維持基準と照らし合わせ、判定結果や必要手続きが東証より各上場会社へ通知され、各上場会社による新市場区分の選択申請に係る手続き等が開始されることになります。

7月以降には、メディシノバは来期以降も東証グロース市場において全く問題なく上場が維持されるということが段々と周知されてくるでしょう。
投資家のメンタリティも大きくリカバーすると思われます。

この上場維持問題に関しては、メディシノバの東京事務所 広報ブログにおいても6月23日付で説明されていますのでご参考にされたらよろしいかと思います。