メディシノバ【4875】の掲示板 2020/03/26〜2020/04/01

>>861

>あー。すっかり忘れてましたよ‥了解です。

貴方が裏板でもコメントしているMSの治験を進める事が１番大切。
それが間違いないお話だと思います。

個人的にはALSが2番手。
後の適応は雑魚だと思っています。

ドラッグリポジショニングの草分けという意味で社長は素晴らしい能力をお持ちの方でした。
大事な事なので、繰り返しますと、「方でした」。

随分前にも記載したのですが、メガファーマは高分子の薬剤、抗体薬などを欲しがっている。
これは私がメガファーマの社員であった頃、４年ほど前に中長期の展望として本国が示していたものでした。
低分子の治療薬はある程度開発しつくされた感がある、また高価でジェネリックが作りづらい抗体薬が
利益にも貢献しやすいとの理由です。

今回の新型コロナ感染症治療薬探しで、その話のバックグラウンドを垣間見た気がしました。
1200種の既存薬で抗ウイルス効果、培地でのウイルスの増殖抑制作用を確認し、効果のあった数種を
治療薬として観察研究を始める...。

今回は事態が事態ですから、ここまでの事を企業では出来ないにしても、
社長が提唱したドラッグリポジショニングはここまで時代が進んでいる。

以前のような動物実験で効果を確認して...などというのは、過去の遺物で(動物に効いてヒトに効かないことも)、
iPSでヒトの細胞に著しく効果のある化合物を選定して、臨床試験を行うというパーキンソン病で開始されたような
アプローチが主流になるのかもしれないです。

そうなると先を行っている、MS、ALSでさっさと結果を出して、投資した経費を回収するのが正しいせんたくかと個人的には思います。