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(株)デジタルガレージ【4819】の掲示板 2015/12/20〜2016/03/03

デジタルガレージ、台湾最大級の会員プログラム「HAPPY GO」と提携

300万人規模の訪日観光ビジネス市場でポイントサービス開始

「HAPPY GO」は、台湾最大級の会員プログラムおよび共通ポイントサービスだ。会員はおよそ1,400万人に上るといい、台湾の人口の半数以上が登録している。デジタルガレージは2015年9月、同プログラムを展開する鼎鼎聯合行銷股份有限公司(DDIM)と日本での事業展開に関し独占的に協業を開始。同年10月から日本国内にてサービスを展開している。

台湾の人口の半数以上が会員
加盟店舗は多業種にわたる1万6,000店超

台湾における共通ポイントサービスは、日本のように競合が乱立している状況ではなく、「HAPPY GO」の普及度や認知度が際立っている。

加盟店舗は、百貨店、ショッピングモール、ホテル、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、Eコマース等の各領域において計1万6,000店以上を誇る。日本から進出し、約3,000店を展開するファミリーマートをはじめ、最近では、5,000超の出店があるセブン-イレブンも新たに参加している。

同サービスの登録においては、日本でいうマイナンバーにあたる、台湾の身分証明書(中華民国国民身分証)番号が必要となる。そのため登録の重複が少なく、アクティブユーザーが非常に多いという。また、都市部に会員が多いのも特徴だ。訪日する人の大多数が会員であるといっても過言ではないだろう。

インバウンド消費の取り込みと、海外へのECコンテンツ提供を両立
「HAPPY GO」会員は海外でもポイントを貯められるように

DGは「HAPPY GO」の日本展開のパートナーとして、「HAPPY GO」ポイントが貯まる店舗やサービスの開拓を国内で独占的に行う。

インバウンド需要が盛り上がりをみせる昨今、同社では流通業や小売業の担当者等とO2O(Online to Offline)の送客施策について対話を深めてきた。そんななか、海外の会員組織にコンテンツを提供することによって、日本にとってはインバウンド対応となるプログラムが組めないか模索してきたという。同カンパニー 事業戦略室 室長 烏山芳樹氏は「サービス開始の1年ほど前より協議を重ね、『HAPPY GO』の訪日コンテンツをお手伝いさせていただくことになりました」と振り返る。