
セントラルスポーツ(株)【4801】の掲示板 2023/09/08〜
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スポーツクラブ関連は縮小均衡で良いんじゃないの。無理に売上を増やすこともないでしょ。
営業利益率もけっこう回復してきてますし。最盛期(18/03期)でさえ8.1%でしたが、24/03期の5.8%ってのは、特には悪いとは言えないかもね。
ただ、昔に比べると内部留保の蓄積が進み、自己資本比率がついに60%超えしてしまい、24/12末には65.7%にまで高まっちゃいましたね。実質無借金ですし、良いに越したことは無いでしょうが、如何せんROEが4.7%とコロナ前は10%越えしていたのに比べ大きく見劣りしますね。
経費削減努力は大したもんかもね。賃貸料なんて、20年前の水準(賃貸料05/03期8,533百万円、24/03期8,654百万円)まで引き下げましたしね。尚、直営賃貸店舗数は05/03末91店舗、24/03末160店舗です。人員も05/03末は正規944人、臨時2,659人の計,603人だったのが、24/03末は正規875人、臨時2,315人の計3,190人まで削減しましたし、環境変化に耐えうる態勢が整ったかも。
ここの経営力は大したものかもよ。繰延税金資産は適切化しただけでしょ。21年3月期の大赤字の時でさえ、どうしてか税金はしっかり計上してましたしね。
売上原価というと一見変動費のイメージがあるけど、ここは業態的にざっくり全体の4分の3を人件費、水道光熱費、不動産賃借料が占めている。つまり固定費のウェイトが高い。だから削減するにも限度ってもんがある。だから下方修正の「エネルギー・原材料費価格及び人件費等の高騰が影響したこと」で説明はついちゃっているんだよね。書き振りはザツだけど・・・。そんなところにイチャモン付けるんだったら、前々期の監査法人交代で、販管費(固定費)の監査報酬を39百万から28百万円に減らしているのを、聖域を設けない削減という点で評価すべきかな。一般に監査法人交代というとマイナスイメージが付いてまわるけど、あえてやったんだよね。
あと、税効果がどうでもいいとか言っているのは見当違い。こういう「見積項目」の金額が多い会社にとって、繰税の回収可能性は中長期的に重要でしょ。例えば将来、固定資産の減損に加えて、繰税の取り崩しなんかもするはめになったら「泣きっ面に蜂」状態じゃん。根拠のある見積もりが重要なわけ。どうでもいいわけないでしょ。
まあ、あたりまえの結論になるけど会費等の収入を増やさないと利益は増えないよね。
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