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続き文

楽天メディカル社 副社長 臨床開発本部長であるJeannie Houは、次のように述べました。「私たちは、がん患者さんが抱える、治療に対するアンメットニーズに挑戦しています。今回発表された第Ⅱa相臨床試験の結果は、この挑戦を後押しする内容となりました。第Ⅱa相臨床試験の結果により、がん細胞を選択的に標的化する抗体を活用した薬剤と、局所照射を組み合わせることで、正常組織への影響を最小限に抑えた、頭頸部がんへの治療の可能性が示唆されました。この結果を踏まえ、次の国際共同第Ⅲ相臨床試験も期待したいと思います」


国際共同第Ⅲ相臨床試験「LUZERA-301」の概要についても、ASCOでのポスタープレゼンテーションで発表されました。第Ⅲ相臨床試験は、1種以上の全身化学療法 (プラチナ製剤を中心とした治療を推奨)を含む、少なくとも2種類以上の治療歴を有する局所再発頭頸部癌患者を対象としています。ASP-1929(抗EGFR抗体との複合体で、RM-1929と同一有効成分の薬剤)における光免疫療法と医師が選択した標準療法との比較を行う、多施設無作為化二群間非盲検臨床試験です。この試験における主要評価項目は、全生存期間と無増悪生存期間、副次的評価項目は客観的奏効率となっています。楽天メディカル社は、今後米国、欧州、アジア太平洋地域で、約275人の患者を対象に実施する予定です。