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半導体大手のルネサスエレクトロニクスはカナダのスタートアップのレダーテックに半導体を提供。カナダで運行される自動走行のシャトルバスへの採用が決まった。ソリッドステートの出現で、LiDARが一気に普及する道筋が開いた。

矢野経済研究所によると、自動運転向けのLiDARの市場規模は20年に24億円にとどまるが、2030年には4959億円と200倍に拡大する。成長市場を取り込もうと各社が参入。専業のスタートアップ企業の数は、世界で100社前後にのぼるとされ、乱戦模様も呈している。画像センサー、ミリ波レーダー、LiDARのいずれのセンサーが「車の目」で天下をとるのか――。ある部品会社の技術者は「どのセンサーにも長所と短所がある。より安全な車を造るには複数の方式のデータを融合することが重要だ」と話す。日清紡ホールディングス(HD)子会社のJRCモビリティ(東京・中央)はカメラ画像とミリ波レーダーのデータを組み合わせ、3次元の位置情報と速度情報を同時に検出する技術を20日に一般公開する国内最大級の家電・IT見本市「CEATEC」で展示する。

完全自動運転は20年代半ばから30年ごろに本格化するとされる。各社は来るべき出番に備え、「三種の神器」の目力を磨いている