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アイサンテクノロジー(株)【4667】の掲示板 〜2015/04/15

4月1日のIR
即売上直結!という話ではないので、
「高精度測位社会」に興味がない方は読み飛ばしてください。

「高精度測位社会」のイメージは12月のサービス実証実験に向けて
今年の夏か秋くらいからアナウンスされて大評判になるでしょう。
地下街、駅構内、建物の中まで目的地にナビゲートできます。
外国の人や観光客向けの飲食関係ナビやお土産販売店舗ナビ、位置ゲーなど様々な利用が想定されます。
オリンピックに向けて国交省を中心に総務省、内閣府でプロジェクトを進めています。

国土交通省の「東京駅周辺高精度測位社会プロジェクト検討会」
http://www.mlit.go.jp/kokudoseisaku/kokudoseisaku_tk1_000058.html
こちらの第4回の配布資料(資料2)が今回のIRの推測に適しています。

「高精度測位社会」はGPS、準天頂衛星を核とした屋外と平成26年度に実証実験を行った屋内に大別されます。
屋外に関してはほぼアイサンテクノロジー一択状態。
①準天頂衛星みちびき、2017年打ち上げ予定の衛星は三菱電機が受注。
②MMSは三菱電機製でアイサンが販売代理店。
③アイサンの第2位株主は三菱電機。

屋内は複数の技術で検討中。
①WIFI(アクセスポイントを利用)
②BLE(Bluetoothをアクセスポイントのように設置)
③非可聴音測位(聞こえない音を使ったレーダーのようなもの)
④地磁測位(地磁気は場所固有性を利用した技術)
⑤PDR(タブレット内のジャイロなどを使って移動距離を測定)

実証実験の結果からどの技術も高精度屋内地図が必要でした。
①既存の情報を整理して作るか?
②新たに作るか?
が検討されました。

ここから推測です。
②新たに作る場合・・・
国交省
「プロジェクトに参加しているところでできる会社がない!
地図作成のノウハウ、屋外との接続性を考えてアイサンやれっ!」
アイサン
「屋内測定ノウハウ持っている会社と業務提携しますっ!」
の結果が今回のIRかなと推測しています。

平成27年は実証実験用にちょびちょびで大した売り上げには・・・
地下街、駅、ビルと測定エリアの可能性を考えると・・・
平成29年度以降はオリンピックに向けて受注パンク状態でしょう。

※特許取得とかに比べればはるかに即金性の話だと思います。