パーク２４(株)【4666】の掲示板 2019/07/03〜2019/12/04

>>898

パーク２４が着々と進めている事業展開をもう一つ披露しよう。自動運転を実行する上で最も大きな制約は道路交通法だ。これは交通手段に関するジュネーブ条約を順守するための法律で、乗り物は全て運転者が自由に制御できる状態にあることが規定されていた。第二次世界大戦直後に決められた条約なのでまさか機械が運転する自動車までは想定されていなかった。このため、ジュネーブ条約を批准し、これを守るための法律である道路交通法が及ぶ場所で本格的な自動運転は実験できなかった。⇒他の国でも、運転者が手を放していても直ぐに操作できる状態を保っているのはこのため。ちなみに、中国はジュネーブ条約に参加していないので一般道路の実験も可能。

但し、道路交通法が及ぶのは公共の一般道路だけ。ショッピングモールや大病院の大きな駐車場などの私有地なので道路交通法は適用されない。ここで実験し、実用化することは法律的には可能だ。

実は４年前のZMPフォーラムで、パーク２４の執行役員がこのニュービジネスについて言及した。２年前の株主総会でこの検討状況を質問したら社長は頑強に否定したが、駐車場内だけでも自動車が無人運転で利用者の元まで移動し、休憩中は無人運転で移動して駐車できれば非常に大きなビジネスメリットになる。

パーク２４は自動運転に対する取り組みを全面否定しているが、逆に頑強に否定することが怪しい。また、ぐずぐずしているとカート車の改良版でこのニーズに展開し始めたヤマハ発動機に遅れを取りかねない。何しろヤマハ発はロボットライダーによるバイク無人走行に成功している。

【この話題は大炎上を期待できるだろう】