投稿一覧に戻る オリジナル設計(株)【4642】の掲示板 2018/09/05〜2019/05/01 994 *** 2019年4月29日 10:33 総合2 この記事をビューアーで読む 敵対的買収、再び高水準 昨年19年ぶり件数 経営に緊張感 先行きは不透明 [有料会員限定] 世界で敵対的買収が再び活発になっている。2018年は26件と19年ぶりの高水準となった。合意なしで相手先をのみ込もうとする敵対的案件の増加の背景にはカネ余りがある。こうした買収の増加は、経営者に緊張感を与える半面、買収から身を守ろうと過度に株価に偏重した経営につながる恐れもある。交渉過程で買収価格が高くなる傾向があり、潜在的な減損リスクが膨らむ。現在のブームが今後どうなるかは不透明感もある。 画像の拡大 英中部バーミンガム近郊のGKNの本社(2018年3月)=ロイター 敵対的買収は相手企業の合意なく株式を取得して支配権を握る行為を指す。1980年代後半に隆盛になり、米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が89年にRJRナビスコを約300億ドル(3兆3千億円)で買収後、事業ごとに解体し「バーバリアン(野蛮人)」と呼ばれた事例などで知られる。 調査会社リフィニティブによると、敵対的買収の成立件数は18年は26件と、99年(42件)以来の高水準になった。2000年代に下火となり、リーマン・ショック後には年1桁台まで減少していた。19年は市場の混乱を受けて直近時点で4件となっている。 投資の参考になりましたか? はい2 いいえ2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
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敵対的買収、再び高水準 昨年19年ぶり件数
経営に緊張感 先行きは不透明
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世界で敵対的買収が再び活発になっている。2018年は26件と19年ぶりの高水準となった。合意なしで相手先をのみ込もうとする敵対的案件の増加の背景にはカネ余りがある。こうした買収の増加は、経営者に緊張感を与える半面、買収から身を守ろうと過度に株価に偏重した経営につながる恐れもある。交渉過程で買収価格が高くなる傾向があり、潜在的な減損リスクが膨らむ。現在のブームが今後どうなるかは不透明感もある。
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英中部バーミンガム近郊のGKNの本社(2018年3月)=ロイター
敵対的買収は相手企業の合意なく株式を取得して支配権を握る行為を指す。1980年代後半に隆盛になり、米コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)が89年にRJRナビスコを約300億ドル(3兆3千億円)で買収後、事業ごとに解体し「バーバリアン(野蛮人)」と呼ばれた事例などで知られる。
調査会社リフィニティブによると、敵対的買収の成立件数は18年は26件と、99年(42件)以来の高水準になった。2000年代に下火となり、リーマン・ショック後には年1桁台まで減少していた。19年は市場の混乱を受けて直近時点で4件となっている。
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