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小池都知事、水道スマートメーター実験を正式表明
経済 東京
2018/9/17 17:37

 東京都の小池百合子知事は17日、東京国際展示場(東京・江東)で開かれている上下水道の国際会議「国際水協会(IWA)世界会議」で基調講演した。2025年をめどに、遠隔で検針する水道のスマートメーターの実証実験を都内複数のエリアで実施する方針を正式表明した。
 小池知事は「スマートメーターの大規模な実証実験を通じ、新しい水道システムの実現に挑戦する」と発言。漏水の早期発見や水道インフラの効率的な維持管理にもつながると意義を訴えた。
 蛇口から直接水が飲めるなど、「東京の水は世界に誇る魅力の一つ」と強調。技術や上下水道の運営ノウハウを世界に発信していくとした。IWA世界会議は16日に開幕し、21日まで。学術的な会議に加え、国内外の水関連企業が出展する展示会も開かれる。

  • >>65

    水道にスマートメーター 小池百合子都知事が表明、10万戸で実証実験

    小池百合子知事は17日、江東区で開催されている「国際水協会(IWA)世界会議・展示会」で基調講演し、平成37年をめどに、水道の使用量などを自動検針する「スマートメーター」の実証実験を始める考えを示した。検針業務の負担を減らし、漏水の早期発見、老朽化した設備管理などの情報収集にいかす狙い。
     実験は都心や郊外など複数の地域にスマートメーター約10万個を設置する予定。すでにある自動検針システムを応用し、水圧や水流、使用量などの状態をリアルタイムで確認できるようにする。
     都によると、漏水の早期発見や災害時の断水からの迅速な復旧だけでなく、水道の利用状況から高齢者の見守りサービスなどへの活用も期待できるという。
     スマートメーターをめぐっては、2020年東京五輪・パラリンピックの選手村を大会後に転用する共同住宅で電気とガス、水道の共用で設置されることになっているが、都内で大規模な実験が行われるのは初めて。
     「持続可能な水循環都市の構築」をテーマに講演した小池氏は、水道に関わる都の取り組みを紹介するとともに、ICT(情報通信技術)など先進技術導入にも意欲を示した。