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ペプチドリーム(株)【4587】の掲示板 2016/05/25〜2016/06/02

みずほ証券セクターレポート【3】
バイオマンスリー(2016年6月号) [2016/5/31]

【セクターに影響が波及する可能性のある、今後のニュース 】
バイオマンスリー5 月号に引き続き、セクター全体に影響が波及する可能性のあるニュースフローを 5 月号時点からの結果も含め、下記の通り整理する。ただ、繰り返す通り、バイ オセクターでは個別の銘柄選定が最重要である。目が離せないのはペプチドリーム、そー せいグループの動きであろう。前述の通り、アキュセラの Phase2b/3 試験結果は一旦失敗といえる。UMN ファーマも、5 月 16 日レポートの通り、5 月の医薬品第二部会の審議事項に上がらなかったが、その後 5 月 25 日レポートの通り、16/12 期内の承認を前提とした業績予想を発表している。

【ペプチドリーム(4587)が 渡辺化学工業と提携】
5 月 17 日にペプチドリームは渡辺化学工業との戦略的提携を発表した。大きなニュースにはならず株価も反応しなかったものの、5 月 17 日レポートでも記載したように好感出来る内容であろう。渡辺化学工業は、ペプチドリームの特殊ペプチドの原料となる特殊アミノ 酸を従来から製造しており、ペプチドリームやその提携先からの特殊アミノ酸の受注状況や引き合いをつぶさに把握している。その同社が、従業員 30 名程度ながら新たに 1,300 平方メートル規模の新工場の建設に踏み切ったことは、特殊ペプチドの需要に対して裏付けに基づいた確信を持っている証左だと、みずほ証券では考えている。

【個人投資家のバイオ関連銘柄の選好と影響 】 
バイオ関連銘柄は個人投資家の保有が多いことが経験的に知られるが、この個人投資家には創業者やエンジェル投資家など、いわゆる「個人」とは別の性質を持つ投資家も含まれている。みずほ証券では創業者やエンジェル投資家を除いた、各社の”真の” 個人投資家の割合を分析しており、バイオ銘柄間の比較で、個人投資家の影響の参考としていただきたい。尚、個人投資家はリスクに関わらず成功時のインパクトが大きい銘柄を選好する傾向にあるとみられ、前述のアキュセラなどは、個人投資家の割合が多かったと推定される。

[終わり]