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(株)メドレックス【4586】の掲示板 2019/09/26〜2019/11/16

9/30 SBI証券ニュースより抜粋

【メドレックスの今期最終損益の赤字は18億円超に拡大、計画未達が響く】

 会社の業績下方修正を受けて、メドレックスの2019年12月期の連結最終損益予想を18・6億円の赤字に引き下げる。従来予想の10億円赤字からさらに拡大する。 
 売上が従来予想では10億円だったが、1・7億円に大きく減る見通し。シプラの米国子会社向けに中枢性筋弛緩剤の開発関連で6億円程度のマイルストーン収入を今期に見込んでいたが、これが1億円にとどまる。契約を変更し、一括入手から翌期、翌々期の分割ニ入手方式にしたためだ。
 技術開発ライセンス契約を結ぶ武田薬品工業からもマイルストーン収入計上を見込むも、開発進捗が見込み通りにいかず、入らない。
 この2社からのマイルストーンが入らず売上が大きく狂った。
 今期は先述した中枢性筋弛緩剤のほか、中枢性鎮痛貼付剤、帯状疱疹後神経疼痛治療貼付剤、アルツハイマー治療薬の4パイプラインの非臨床、臨床治験の進捗・追加があって研究開発費が16・7億円(前期9・8億円)と急増したことから営業損益が18・7億円と前期の12・7億円の赤字から膨らむことになる。
 来期も収益は12億円程度の赤字が続くだろう。見えているのはシプラ社からの分割マイルストーン収入が2億~3億円程度入ってきそうな点くらい。武田からの収入や、臨床開発試験が3相段階にある帯状疱疹後神経疼痛治療貼付剤のライセンス収入に期待したいが、前者は武田による開発進捗、後者はライセンスアウト契約が締結出来るかどうかで不透明。現時点での来期売上計上は困難だ。
 今期末で自己資本は14億円強に減少見込み。継続前提に重要事象が付いており、赤字額はなんとしても減らしたいというのが情況。市場からの資金調達したいが、幾度とない業績下方修正、一時期待の高まったマイクロニードルの工場建設などの頓挫・中断など、投資家の失望を買い、株価低迷が続く状況では難しい。
 結局来期は研究開発費を圧縮する可能性が大。想定売上程度にとどまると、最終損益の赤字は12億円程度、早く新たなライセンス契約締結など売上増のメドをたてないと資本面・研究開発での制約条件が強まりそう。



さて「胸突き八丁」そのものですね。
頑張って欲しいですが、選択と集中ができず開発費だけ積み上げるような経営力の不足が顕著。