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シンバイオ製薬(株)【4582】の掲示板 2020/08/06〜2020/08/11

> そもそも今年度までは人件費さえトレアキシンの売上げ利益では賄えないのになぜ事業継続の為の運営資金の記載がないんでしょうかね?


事業継続の運営資金の不足分はこれまで全て株主からの増資により賄っていますので、実質無借金経営です。2020年度6月期末の現金及び現金同等物は約54億円との記載があります。



> トレアキシン年間35億売上げても粗利益は3割の10億しかなりません。
> 人件費だけでも今の人員から約18億は必要とおもうのですが?


2020年12月までエーザイとの販売協定が結ばれおり、正直これまでエーザイに一番美味しい処(利益)を持っていかれています。

エーザイのトレアキシン年間売上は約80億円あり、粗利益率は3~4割(24~32億円)と思われます。 これが2021年度よりシンバイオの自社販売になりますので売上利益率はこれまでのエーザイへのトレアキシン売上利益率約3割が加わることで粗利益率は5~6割(トレアキシンのみ40~48億円)に一気に上昇します。

2021年度よりFD製剤からRTD製剤への転換、DLBCLの承認等でトレアキシン売上、利益率等が更に大幅に上昇するでしょうから、シンバイオが予想する2021年度黒字化、売上90億、営業利益10億円はかなり控えめな数字だと私は予想します。

今回の仲裁結果は残念でしたが元々2020年度決算数字には見込まれてなかった訳ですし(第51回増資はあるかもしれませんが?)、来期2021年度業績予想には全く影響がありませんので、今週の仲裁結果による株価下落は半年後、来期相場に向けて良い仕込み場だったと思いますよ。

吉田社長が言うように2020年度はシンバイオにとって”経営の死の谷”です。
個人株主も不安になることも多いと思いますが、これから出てくる会社IRを冷静に分析し、アタフタする事無いようにしましょう。

来年2021年はすべてのシンバイオ株主にとって良い年であるといいですね。 

果報は寝て待て