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カルナバイオサイエンス(株)【4572】の掲示板 2020/04/16〜2020/04/23

>>449

カルナバイオサイエンス <4572> に注目したい。

 キナーゼ阻害剤に特化した創薬ベンチャー。これまで有効な治療法がない疾病分野が主ターゲット。

 20年12月期は研究開発費先行の業態から再び営業・純赤字となる見通しにあるが、期待の新薬の開発などが順調に進んでいる。

 19年6月に米国のギリアド社から新規がん免疫療法の創薬プログラムに関する契約で一時金2000万ドルを獲得したが、今後、開発状況や上市などの進ちょくに応じて追加的に最大で4億5000万ドルを受け取る予定で、さらに上市後は売上高に応じたロイヤルティーを受け取る契約となっている。

 カナダのシエラ社に導出した「SRA141」が米国で大腸がんを対象とした治験(フェーズ1/2試験)に向けて準備を進めているが、臨床フェーズ1に入ったときにはマイルストーンとして400万ドルを受領する予定。

 また、ブロックバスター(1剤で年商10億ドル=約1000億円を超える医薬品)となる可能性を秘めた期待の新薬であるリウマチなどの免疫炎症疾患治療薬「AS-0871」は欧州での臨床試験に向けて準備中。血液がん、免疫を介したがん治療薬「AS-1763」は前臨床試験を進め、20年中に米国でIND申請(臨床試験認可申請)の計画だが、3月16日に「中国・上海市の医薬品開発企業バイオノバ・ファーマシューティカルズと中華圏でのライセンス契約を締結、契約一時金を受領するほか、開発状況や上市などの進ちょくに応じて追加的に最大約2.05億ドルを受け取る。また、上市後の売上高に応じてロイヤルティーを受け取る」と発表した。

 株価は12月3日に2465円高値を付けたあと、下落相場に入ったが、3月13日に956円まで押してから底入れ反転した。

 新株予約権の行使促進のための株高意向もありそうだ。

◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社