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ネクセラファーマ(株)【4565】の掲示板 2020/08/06〜2020/08/12

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ian***** 強く買いたい 2020年8月8日 22:45

>>487 認識の違い
日本だけの承認と20以上を超えるEUでの承認の意味は全く異なりますよ。ウルシーの主な市場はEUでしょう。日本ではウルシーはノバルテイスの高血圧製剤の拡大効能効果が捏造とされ会社自体が評判を落とし、売り上げが伸びていないし、アメリカでは世界標準の1回投与が否定され、2回投与で要約許可が認められた経緯があります。アメリカでは販売会社がノバルテイス自体で無く、確か明治の子会社である会社が行っているはずですが、今回のQVM149の市販承認で、販売会社が変わる可能性も示唆されています。単純にウルシーの主戦場はEUで日本、アメリカでは伸び悩んでいたのです。ですからEUでの販売承認が決定したという意味は多きな意味が有るのです。会社自体は許可が降りるのは規定の事実として、増資も早くしたと思いますが、一般投資家にそうした国別の詳細な売り上げデーターが分かっていると思いますか?
 科学の世界でも各国の思惑が多少なりとも入り込みます。FDAの今回のアルツハイマー病の治療薬であるaducanumabの申請許可も申請許可企業がギリアド社というアメリカ企業であったからだったろうと推測(邪推かも知れませんが)しています。統計処理で効果の是非を決めるということ自体、その薬剤の効果の危うさを示していると思います。それはHTL18318の動物実験に関しても言えることですが、治験の中止(FDAの判断も加わっています)、動物実験の検証に1年10ヶ月、恐らく2年は掛かるでしょうが、HTL18318の検証の長さに比したらaducanumabの統計処理の検証の審査が如何にアメリカ自国(FDAもやはりアメリカが主体と思われます)の企業を優先しているか、思い知らされた感じです。
ですから、単に科学本意で無く薬剤の承認発表などにも国益を考えた企業経営が必要なのではと考えています。日本の貿易赤字の最たるものが薬剤を中心とした医療関係でのはずです。少子高齢化で福祉関連の予算が年間1兆ずつ増えるはずです。
日本の医薬界も今のままでは衰退するばかりでしょう。そーせいグループのような優秀なバイオを育てるのが急務と考えます。