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第3相臨床試験では、海外で数万規模の治験を

なお、今回アンジェスが実施する第2/3相臨床試験の結果が仮に良かったとしても、すぐにワクチンとして一般に普及するわけではない。

次のステップとして、「発症予防効果」「重症化予防効果」を検証するための第3相臨床試験が実施されることとなる。

ここまで進んでやっと、ファイザーやモデルナが発表したような「ワクチンの有効性」を確かめることができるのだ。

アンジェスの広報によると、第3相臨床試験では、ファイザーなどが実施したのと同様、数万人規模の人に対してワクチンを投与することを想定しているという。

ただし、この臨床試験の場所について、いくつか課題がある。

今日本で感染が広がっているといっても海外に比べると規模はまだ小さいほうだ。

実は、ワクチンの効果を正確に検証しようにも、感染者が少ない環境で臨床試験をしても、重症化する人の数がそもそも少ないため、実際にどの程度発症を予防したり、重症化を予防したりできるのか、検証精度が上がりにくいという皮肉な側面がある。
そのため、十分な精度をもった検証を行うために、国内だけではなく、日本よりも感染が広がっている海外での臨床試験も視野に入れる必要があるという。