IDでもっと便利に新規取得

ログイン


ここから本文です

以下は「RXV」氏のコメントです。

後から来た人に美味しいところを譲るベンチャーキャピタルなんてまあ無いでしょうね 美味しくないので後から来た人に押し付けて逃げるというのはありかなと思いますが

つまり言わんとする論旨はエメンド社の設立を支えたのはヘルスケアを重点的に投資・支援して来たオルビメド社と武田薬品の投資部門であるタケダコーポレートベンチャーアームであるが、エメンドのゲノム編集技術は美味しくないので、後から来たアンジェスに押し付けて逃げたとする立論です。

しかし、この図式はあまりにも漫画的です。そもそも、逃げるのであれば身を引くだけで良いはずで、他に押し付けることは不要です。
また昨年4月、武田薬品はエメンド社に追加投資を行い、ライセンスオプション契約締結をしています。つまり武田薬品は自社の創薬事業にとってエメンド社の新型の遺伝子編集工学プラットフォームを活用することで新たな創薬事業のステップを計る目的があったのです。

では、なぜ武田薬品がエメンド社の非公開株をアンジェスではなく、自らが保有しないのかと言えば、武田薬品は大手の製薬会社であるが故に意思決定までの社内手続きに多くの時間を要するので見送ったものと思います。
では、エメンド設立当初から財政的に支援して来たオルビメド社がアンジェスのに代わって何故エメンドの非公開株を保有しないのかと言えば、それは投資会社であり、製薬会社ではないので持分法適用関連会社にしても、創薬事業の共同経営に参画出来ないのです。

こうした経緯の中で、アンジェスは昨年3月にエメンド社への第1回投資以来、エメンド社のゲノム編集技術が自らの創薬事業と遺伝子医薬のグローバルリーダーへの道を歩む上で
エメンド社の持つたんぱく質工学とゲノム編集技術を持つことは必要条件であるとした上で、調査と投資後の成算を検討し、エメンドへの投資・提携を決断したのだと思います。

以上の経過から見るとアンジェスは武田薬品を出し抜いて投資・提携した訳ではなく、むしろ縁のない第三者よりも武田薬品の湘南ヘルスイノベーションパーク入所第1号のアンジェスであれば意思疎通も図れるとの思いもあると思います。
今後のエメンド社での共同経営にあたっても、アンジェス・武田薬品・オルビメド社とのスクラムは崩れることはないと思います。