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アンジェス(株)【4563】の掲示板 2020/02/06〜2020/02/07

「kaw」さん、返信が遅れました。私なりに考えを整理してみました

アンジェスがイスラエルを対象国としたHGF遺伝子治療用製品の独占的販売権許諾に関する基本合意書をKamada 社と締結したのは昨年の2月12日です。
そして、国内初の遺伝子治療用製品としてHGF遺伝子治療用製品国内で条件付き承認を得たのが26日です。
また、HGF遺伝子治療用製品の薬価収載が決定したのは8月28日です。

このような経過をみると、まず、アンジェスとkamada社との間で結んだ昨年締結した基本合意は国内における条件付き承認前に締結したものであり、かつ薬価収載が当時はまだ決定を見ていない段階の締結である事は双方の交渉当事者は了解の上の締結ではないかと思います。
そこで、締結時にIRで発表された「イスラエルにおいて薬事承認及び保険償還が承認された場合には、アンジェスは一時金として最大125万ドル受領し、また発売後の累積売上及び年間売上に応じた一時金として最大285万ドル及び製品供給による売上を得ることになっている」内容に関して変更を要するのかが問題となります。
もし、変更が必要となるならばなぜ、国内での条件付き承認が出される前に、かつ薬価収載が決定を見ない前に「一時金として最大125万ドル受領し、また発売後の累積売上及び年間売上に応じた一時金として最大285万ドル及び製品供給による売上を得る」との協定を締結したのかという問題が生ずると思います。
当事者間で齟齬が生じない様に協議して貰いたいと思います。

なお、貴方が指摘している
「説明会資料にもイスラエルことは全く触れられていません。
最も早く成果が出せるこの案件について、触れていないのは不自然です。」
という点については、アンジェスが同様に考えているかは現時点では掴み切れていないので、注目していきたいと思います。