投稿一覧に戻る アンジェス(株)【4563】の掲示板 2019/09/12〜2019/09/13 680 彦星 2019年9月12日 21:39 ニュース(9) エボラ出血熱抗血清製剤、慢性B型肝炎向け遺伝子治療用製品などの開発を進める 4. その他開発プロジェクト (1) エボラ出血熱抗血清製剤 エボラ出血熱に対する抗血清製剤の開発を2015年より進めている。エボラウイルスのタンパク質をコードとするDNAワクチンをウマに接種し、その血清に含まれる抗体を精製して抗血清製剤を製造する。DNAワクチン技術を保有する米Vicalより国内の独占的開発販売権を取得し、現在はワクチンと感染症の研究開発で世界有数の施設を持つカナダのサスカチュワン大学と共同で開発を進めている。 2019年4月には、動物実験で良好な試験結果が得られたことを発表した。具体的には、サスカチュワン大学の研究施設において、当抗血清から精製した抗体で動物による感染実験(動物にエボラウイルスを接種した後に、当抗体を投与)を実施したところ、ウイルス感染による死亡を阻止することが確認された。この結果により、当抗血清が治療薬として十分機能することが再確認されたとしている。今後、臨床試験を実現するために必要となるデータ等の蓄積を行うため、専門医等とも協議しながら前臨床試験を継続して進めていく予定で、最終的にはライセンスアウトすることを基本に考えている。同ワクチンについては、主に罹患者の治療用や感染リスクの高い医療従事者の予防用、パンデミック時の備蓄用などの需要を想定している。 そう思う15 そう思わない4 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
彦星 2019年9月12日 21:39
ニュース(9)
エボラ出血熱抗血清製剤、慢性B型肝炎向け遺伝子治療用製品などの開発を進める
4. その他開発プロジェクト
(1) エボラ出血熱抗血清製剤
エボラ出血熱に対する抗血清製剤の開発を2015年より進めている。エボラウイルスのタンパク質をコードとするDNAワクチンをウマに接種し、その血清に含まれる抗体を精製して抗血清製剤を製造する。DNAワクチン技術を保有する米Vicalより国内の独占的開発販売権を取得し、現在はワクチンと感染症の研究開発で世界有数の施設を持つカナダのサスカチュワン大学と共同で開発を進めている。
2019年4月には、動物実験で良好な試験結果が得られたことを発表した。具体的には、サスカチュワン大学の研究施設において、当抗血清から精製した抗体で動物による感染実験(動物にエボラウイルスを接種した後に、当抗体を投与)を実施したところ、ウイルス感染による死亡を阻止することが確認された。この結果により、当抗血清が治療薬として十分機能することが再確認されたとしている。今後、臨床試験を実現するために必要となるデータ等の蓄積を行うため、専門医等とも協議しながら前臨床試験を継続して進めていく予定で、最終的にはライセンスアウトすることを基本に考えている。同ワクチンについては、主に罹患者の治療用や感染リスクの高い医療従事者の予防用、パンデミック時の備蓄用などの需要を想定している。