アンジェス(株)【4563】の掲示板 2021/03/09

アンジェスを敢えて売上3900万の稼がない会社と前置きした上で、今回も昨年同様、もしかしたら株価高騰の材料になる可能性を指摘しておきたいと思います。

各自、値動きと3/8日の第41回新株予約権の適時開示の本文を熟読、検証した上で投資判断を行って下さい。

簡単に解説します。(個人見解)
🌕2/24日の資本準備金の減少の適時開示のポイントは①欠損の補填②資本構成の是正③剰余金の処分⑤課税標準抑制⇒🌑財務体質の健全化

🌑財務体質の健全化は3/8日の適時開示の長期安定株主(海外機関投資家)の資金を呼び込む為の布石？

🌕3/8日の新株予約権(2000万株・希薄化15％・最低行使価格467・調達169億等)はアメリカのプライマリーディーラーであるキャンター・フィツジャラルド社(保有資産2.1兆円)からの提案で、アンジェスと利害が合致(長期保有かつ世界の機関投資家へ売却ホールド)。

以上の事を裏付けるかの様に、2020年2月17日第40回新株予約のリリース翌日の株価は－17.8％のS安であったが、今回は－4.67％の下落。マーケットは単なる資金集めの為のワラントでないという見方をしたのではないかと考える。

🌕第41回の新株予約権で大切な部分は2つ。
①アンジェス上場以来最高調達金額となる約170億は、エメンド社の企業価値を海外の機関投資家どのように判断するかの試金石となる。
②売上3900万、20年連続赤字企業のアンジェスの子会社エメンドに、長期かつ170億もの資金を投資する海外の機関投資家がいるのか？本当に長期保有するのか？(残念ながら私の心境は半信半疑)

🌕もし①、②が奇跡的に実行実現となれば、エメンドの企業価値は言うまでもなく、エメンドの上場を前提とした、アンジェス、エメンド親子の遺伝子医薬のグローバルリーダーも夢の話ではなく実現の可能性が見えて来ると言えるのではないか？

もちろん、今までのアンジェスの実績からは俄(にわか)に信じがたい話しですが、まだ誰もエメンド社の企業価値がわからない現時点では、海外の機関投資家の判断動向が最高の投資指標となるのではないか？　今は固唾を飲みながら、結果に注視と言ったところですね。


以上