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H.U.グループホールディングス(株)【4544】の掲示板 2021/11/16〜2022/01/31

”次の冬か、次の次の冬ぐらいには私たちの獲得した免疫の状態や治療薬の状況によって、ひょっとしたらこれはもう季節性の病気ということで、社会的にはインフルエンザと同じように扱うレベルになるかも”
って、先は長いんですね。

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オミクロン株の感染力は「速い」 ウイルス特性で感染拡大・制御が変化する可能性
1/21(金) 17:51配信
FNNプライムオンライン
(略)
急拡大が続く感染状況について、厚生労働省クラスター対策班の古瀬祐気医師に話を聞いた。古瀬医師は新型コロナやエボラ出血熱など国内外で感染症の研究や対策にあたり、国のクラスター拡大防止の助言などにあたっている。
(略)
強毒化に変異する可能性も
ーー今後新たな変異の可能性は

先日、総合研究大学院大学の佐々木顕教授が「新型コロナなど免疫やワクチンから逃避を繰り返す病原体はより強毒化する」という論文を発表しました。

本来、寄生する人が死ぬことはウイルスの感染伝播にとって不利になるはずですが、例え人が死んでも世代期間が短くなるような変異を獲得できるならば、それを選ぶ可能性があるということです。

そうだとすると、今回、オミクロン株の病原性が低かったのは偶然だったかもしれません。今後、強毒化する可能性ももちろんあります。また、オミクロン株にすでに感染した人や、あるいはオミクロン株用のワクチンによって免疫を獲得した人に対しても感染してしまうような変異がいつか出てきてしまう可能性もあるでしょう。

ーー新型コロナと向き合ってきて

厄介なウイルスですね。これまでに世界で500万人以上、日本だけでも2万人近くと多くのかたが亡くなるほど感染力や病原性が高いのはもちろん、後遺症の問題もあります。味がしないのが一年間続くとか、頭がぼーっとして計算できなくなった人がいるとか、それなりの報告があって、無防備で受け入れるわけには今の段階ではいかないウイルスだなと思います。

次の冬か、次の次の冬ぐらいには私たちの獲得した免疫の状態や治療薬の状況によって、ひょっとしたらこれはもう季節性の病気ということで、社会的にはインフルエンザと同じように扱うレベルになるかもしれませんが、それでも数年後も風邪よりは一段上のレベルだと思います。

ーー専門家の皆さんの発信が批判されたこともあった

私たち専門家はこれまで決して脅していたつもりはありませんが、常に最悪の状況を考えながら発信してきたので、悲観的な内容が多かったと思います。今でもそれぞれの専門家は悪いパターンを念頭に備えや対策を考えていますが、その言い方とか言うタイミングとか、明るい未来を見せていくコミュニケーションなど、そういうものも大事だということを私たちも学ばせていただいています。

【執筆:フジテレビ 解説委員室室長 青木良樹】