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テルモは13日、腹部の大動脈瘤(りゅう)を対象にしたステントが米食品医薬品局(FDA)のブレークスルーデバイス(画期的医療機器)に指定されたと発表した。承認までの審査手続きが簡略化され、優先審査される。
開発中の製品は「フェネストレイテッド・トレオ」で、2019年に買収した米アオルティカ社が持つ技術がもとになっている。ステントの側面に最大で12ミリメートルの穴を6つ空けることができ、大動脈から分かれる血管への血流を確保できる。枝分かれが多く、従来のステントでは治療が難しかった腎動脈の周辺での使用を想定する。
腹部大動脈瘤は血管がこぶ状に膨れる病気で、破裂すると突然死する恐れがある。こぶが大きい場合はすぐに手術する必要がある。テルモは開腹して人工血管に置き換える手法よりも身体への負担が小さいカテーテルによる治療を目指している。
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