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まさむね 強く買いたい 2017年2月15日 20:04

◎進行胃がん、胃食道接合部がんに対するニボルマブ救援療法
更新日:2017/02/14  原文掲載日:2017/01/26 翻訳:工藤章子
監修:野長瀬祥兼(腫瘍内科/近畿大学医学部附属病院)<抜粋>

米国サンフランシスコで開催された2017年消化器がんシンポジウム(1月19~21日)において、二重盲検ランダム化第3相試験NCT02267343(臨床試験責任医師は、韓国ソウル峨山病院、蔚山医科大学腫瘍学部門のYoon-Koo Kang医学博士)の結果が発表され、前治療歴を有する進行胃がんまたは胃食道接合部がん患者に対する救援療法として、ニボルマブがプラセボよりも転帰を改善したことが示された。

データカットオフ、全生存期間の中央値は、ニボルマブが5.32カ月、プラセボが4.14カ月(hazard ratio [HR], 0.63; p<0.0001)で、6カ月および12カ月全生存率は、それぞれ46.4%対34.7%、26.6%対10.9%であった。
全奏効率(ORR)は、ニボルマブが11.2%、プラセボが0%であった(p<0.0001)。
研究者らは、前治療歴を有する進行胃がんまたは胃食道接合部がん患者において、ニボルマブが救援療法として有効であったと結論付けた。これは、現在では治療標準のない状況において、免疫療法剤が生存を改善することを示した最初のランダム化第3相試験である。