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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2019/06/14〜2019/06/29

【関連の情報提供:フォーブス・ジャパン/グローバルだからこそ「日本人」が武器になる。GHIT 大浦佳世理】

★引用:2019/06/19 フォーブス・ジャパン
⇒ ttps://forbesjapan.com/articles/detail/27920?n=1&e=27852

オプチーボの開発で、BMS側の日本人として携わった。

──その後、米製薬会社BMS社に転職されました。

あるカンファレンスで、BMS米国本社の開発プロジェクトマネージメント部門長に会う機会がありました。日本に貢献したいという気持ちがあったので、最初は外資系には興味がなかったのですが、ブリストルには1500人ほど従業員がいる日本法人があると知って、気持ちが変わりました。しかも、日本での新しいプロジェクトマネジメント部を立ち上げて欲しいと言われ、入社を決めました。

日本に行く前に、米国本社でBMSのプロセスやプロジェクトマネジメントの手法を学ぶことになり、日本関連の事業を任せてもらうことになりました。それががん免疫薬のオプジーボとの出会いでした。

9年前、オプジーボは本当に無限の可能性を秘めている薬でした。まだ臨床第一相試験(初めてヒトに投与する段階)です。「これはがん治療の今までの常識を変えるほどの薬だ」とチームでずっと言っていましたが、名前もまだない薬で、なかなか信じてもらえませんでしたね。

データを蓄積していくうちに、周りの雰囲気が変わっていったのを覚えています。開発戦略をチームで建てたのち、必要なお金や人、リソースを投入し、今のオプチーボになりました。開発チームは小野薬品との共同で、私はBMS側の日本人としてプロジェクトに入っていました。

2年後に日本に異動になると聞いた時はとても悩みました。オプチーボは多くの患者の命を救える、無限の可能性がある薬で、やりがいを感じていました。

──オプジーボのようなプロジェクトに関われるのは、わくわくする瞬間ですか。

新しい未来像を垣間見ることができれば、あとは行動に移すだけです。オプジーボでは、「これで多くの人の命が救われる」という未来の可能性が見えました。

【コメント】一部抜粋にて全文をご覧下さい。
オプジーボ誕生に於ける、BMS社の日本人社員からの視点で大変興味深い記事です。