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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2019/02/14〜2019/03/01

2019.02.15
オプジーボと低用量のヤーボイの併用療法が、30カ月の追跡調査において、未治療の進行または転移性腎細胞がん患者で継続的な生存ベネフィットを示す(315KB)

  • >>130

    オプジーボ」対価上乗せめぐり小野薬と本庶氏側が交渉
    2/14(木) 22:29配信 産経新聞
     小野薬品工業がノーベル医学・生理学賞を受賞した本庶佑(ほんじょ・たすく)京都大学特別教授の研究をもとに開発したがんの免疫治療薬「オプジーボ」に関し、本庶氏に支払う対価の上乗せに関する交渉をしていることが14日分かった。支払いなどに備え引当金として平成26年から積み立てており、31年3月期連結決算で約180億円になる見込み。決着がつけば、引当金の一部を使って支払う考えだ。

     相良暁(さがら・ぎょう)社長が同日、産経新聞社の取材で明らかにした。

     オプジーボは、本庶氏らが発見した免疫を抑制するタンパク質「PD-1」が開発につながり、同社が実用化した。両者は共同で特許を出願。18年に小野薬品が特許を独占的に使用し、本庶氏は対価を得るという契約を結んだ。

     対価の割合は明らかにされていないが、相良社長は契約時には実用化できるかどうかは不透明な状況で「当時交わした契約の料率は正当」と強調する。一方、本庶氏は昨年12月、ノーベル賞の賞金を原資に「本庶佑有志基金」を設立。若手の研究者らの支援に力を入れたいとし、今年1月、小野薬品にも基金への拠出を求めたという。

     オプジーボの売上高は31年3月期で900億円が見込まれ、同社の業績を牽引(けんいん)している。相良社長は「弁護士を介して基金への拠出や対価の上乗せなどについて交渉しているが、提示する金額に隔たりがある」とした。

     本庶氏は昨秋のノーベル賞受賞後の記者会見で、同社に対し「研究に貢献していない」と発言。同社は反論するなど、「対立」が続いていた。