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小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2017/12/27〜2018/01/17

>>994

【再掲ですが、コメントの補足】

★引用:2018年01月12日 東洋経済オンライン【3頁最後部分のみ抜粋】
⇒ ttp://toyokeizai.net/articles/-/203929?page=3

◆小野薬品社内からは安堵する声も

2017年11月の中間決算会見で、小野薬品の相良暁社長は「オプジーボの価格がどうなるかはまだわからない」と発言しつつも、薬価制度改革の流れで、オプジーボの価格下落をもたらす可能性のある要因の1つとして、この費用対効果の影響を否定していない。

ただ、小野薬品にとってオプジーボが業績の牽引役であることに変わりない。今2018年3月期は、オプジーボの価格が半値になったために営業利益は前期比3割近い減益を見込むが、それでも利益額は500億円水準を維持する見込み。オプジーボ効果が現れる前のどん底期の2015年3月期の営業利益147億円とは雲泥の差だ。

むしろ小野薬品の社内からは「今回の抜本改革でようやく国内価格が打ち留めになる」と安堵する声も聞かれる。突然の制度見直しなど、医薬品メーカーにとって日本の薬価政策は予見性がないと評判が悪いが、「ことオプジーボに限って言えば、これからは(価格の)予見性が上がる」というのだ。

小野薬品が強気ともいえる姿勢を維持できるのは、価格下落をカバーできるほどの数量増を見込めるからだ。だが、新薬開発はそう簡単ではない。難度の高い稀少疾患に開発対象が移り、バイオ抗がん剤・再生医療など開発コストがかさむ傾向にある。このままでは医薬品メーカーが日本では薬を開発せず、市場規模が大きく予見性の高い米国など海外をより優先することにつながりかねない。

患者のためになる画期的新薬を日本から生み出しつつ、いかに持続的な医療財政を保つか。オプジーボは、この難しい二律背反に対する解が見つかっていない日本の医薬開発の実状を映し出す鏡になっている。

【コメント】
奇跡の3万分の1のブロックバスターを開発(正確には奏功性向上の途上)免疫治療法の代名詞の間に(相良社長が昨年1月インタビューで話したことだが)、ロイヤリティ増収・ポストオプジーボの布石を打つべく世界中のBV提携(買収含む)網の構築で企業理念の実現の為、創薬開発に注力を期待します。