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塩野義、下水からコロナウイルスを高感度検出 感度100倍実現
2021.2.26.
塩野義製薬は北海道大学の北島正章助教らと共同で、下水中の新型コロナウイルスを高感度かつ自動的に検出できる技術を開発した。実験室レベルで確認した感度は従来比約100倍にあたる、100万人中1人の感染者を検出可能という。また自動化機器により、従来人手に頼っていた検体の解析作業を約10倍効率化できる。今後自治体と連携し、社会実装を進める。
新型コロナウイルスについて固形物に付着して検出されやすい特性を見いだした。通常は下水から固形物を除去することが多い。加えて濃縮液から高感度にウイルスを抽出できる技術を採用した。またロボットベンチャーと共同で、ウイルスを自動的に検出できるシステムを開発した。ウイルス濃縮から検出まで一連の作業を自動化。24時間稼働により高頻度での検体採集・解析が可能になる。
下水中のウイルス検出状況に応じ、都市での感染状況の把握や、感染拡大の予測、流行対策に活用できると期待される。
今後は、自治体や自動化システムに強みを持つ企業などと連携しながら検出時間の短縮やコスト低減を目指す。