掲示板の利用規約「禁止行為、投稿に注意が必要な内容について」改訂
この度、当掲示板の利用規約を改訂いたしましたので、お知らせいたします。
掲示板では、偽情報の拡散や詐欺などの違法行為を禁止しています。
「
【掲示板】禁止行為、投稿に注意が必要な内容について(2025年3月12日より適用)」
・上記の禁止行為はプロフィール画像・表示名にも適応されます
・各禁止行為の再編にあわせ、違反報告時に選択いただく「違反項目」も修正します
悪意のない投稿であっても、内容次第では相場操縦や風説の流布に該当してしまう可能性がございます。
情報の正確性や影響を踏まえ、責任を持った投稿をお願いいたします。引き続き、当掲示板をよろしくお願いいたします。
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花王(株)【4452】の掲示板 2024/12/05〜
オアシス・マネジメントは資生堂の株も買い占めて、花王の化粧品部門のいち部門にしてしまおうぜ。資生堂は外国人保有比率も高く、浮動株が多いのでTOBには皆、賛成すると思う。売上高も1兆円増える。資生堂は株価が低迷している。プロクター・アンド・ギャンブルとロレアルも資生堂の買収を狙い始めていると言う。
「危機的状況からの脱却を図る。正念場となる2年間だ」。11月29日、資生堂銀座ビルで開かれた資生堂の記者会見。壇上の藤原憲太郎社長・最高執行責任者(COO)は厳しい表情で語った。化粧品メーカーの記者会見と言えば華やかな舞台が一般的だが、藤原氏に笑顔は全くなく、唯一、「らしさ」が垣間見えたのは藤原氏のネクタイとポケットチーフ。コーポレートカラーは椿を表現する赤だった。
この日「SHIFT 2025 and Beyond アクションプラン2025-2026」と題する2年間の経営目標の発表の場が設けられたのには理由がある。同社はコロナ禍によりインバウンド客が“蒸発”した2020年から業績が急速に悪化。コロナ禍を乗り越えても中国事業やアジアを中心とした免税販売部門のトラベルリテール事業で回復せずに苦戦。24年度の純利益は前年度比72%減の60億円の見通しで立て直しが急務だからだ。19年度のコロナ禍直前の純利益736億円に比べて10分の1の水準に沈んでいる。
時価総額は18年6月の約3兆7000億円から直近では約1兆円まで落ち込んだ。ここまで来ると資本市場ではある頭の体操が始まる。
「セブンの次は資生堂」
24年夏以降、M&A業界で囁かれているのは資生堂の身売り話だ。セブン&アイ・ホールディングスがカナダの同業から買収を提案され、日本の代表的な企業ですら「乗っ取られる」リスクがあることが白日の下に晒され、その連想で資生堂の名前が取り沙汰され始めた。既に外資系のロレアル、プロクター&ギャンブルなどが関心を示しているとされる。
日本発の世界的ブランドの「SHISEIDO」は事業ポートフォリオとしてアジア戦略には欠かせない。アジアの女性の肌の研究では資生堂の知見は高い評価を得ている。その知見があるにもかかわらず今、資生堂にはヒット商品が見当たらない。欧米や新興の韓国コスメに市場を奪われ続けている。売り上げが伸びないため、人件費やマーケティングコストを抑えなければならず、それが悪循環を生み、その典型が9月末に同社を去った約1500人の人員削減だ。このうち約1000人が百貨店などで接客する美容部員で、それも稼ぎ頭の都心部で働く優秀な人材が多くを占めたという。その美容部員はライバル企業の売り場に活躍の場を求めた。アナリストは「敵に塩。悪手だ」と厳しい。
閉塞感が漂う中で傷口に塩を塗るような出来事が11月中旬にあった。21年にシャンプーなどのパーソナルケア事業をファンドに約1600億円で売却したが、新会社が12月17日に上場することが発表された。上場時の時価総額を約2200億円と想定したことに、手放した資生堂からは「自分たちのマーケティングの至らなさを露呈した」と唇をかんだ。12月2日に上場延期が発表されたが、資生堂にとっては悔やんでも悔やみきれないに違いない。
冒頭の会見で、最高財務責任者の廣藤綾子氏は「アセットライト(保有資産の適切な見直し)」と発言。何人かのアナリストは直感し、資生堂幹部は覚悟した。
東京・汐留の本社機能のある汐留オフィスビルの売却と移転だ。グループ再編や人員削減でフロアに余剰感があるからだ。同社の世界観を表現する場所ではあるが「背に腹は代えられない」との声が社内から聞こえてきた。同社をイメージする椿の花言葉には「誇り」がある。正念場の2年が始まる。
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