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ダイトーケミックス(株)【4366】の掲示板 〜2015/04/27

10時の注目株=インスタント写真用材料が成長をけん引――ダイトーケミ


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 ダイトーケミックス<4366.T>は半導体・液晶向け感光性材料、写真材料の製造、販売を手掛ける。一時は業績が悪化したが、14年3月期に黒字転換、ヒット商品が出て今期以降の成長期待も高まっている。

 デジタル化の影響が進むなかで写真材料の需要は全般的に縮小傾向にあるが、前期あたりからインスタント写真用材料の需要が急速に伸びている。それが同社業績をけん引し、14年3月期の連結業績は営業損益2億1100万円の黒字(前期実績8億9900万円の赤字)と2期ぶりの黒字転換を果たした。

 15年3月期の営業利益は2億5000万円(前期比18.2%増)と2ケタ営業増益で、本業は順調に推移する見通しだ。前期に続いてインスタント写真用材料の好調を見込んでいる。

 このインスタント写真について会社側は「契約上、詳細は話せない」としているものの、最近人気のインスタントフィルムカメラは富士フイルムホールディングスの「チェキ」しかない。今後も若い女性を中心に販売拡大が続くとみられる。

 株価は上昇後に一服し、直近では200円台後半で一進一退が続く。今期予想PERが14倍程度、前期実績PBRが1倍割れと割安感が強く、中期的により一層の上昇が見込めよう。29日に第1四半期(4-6月)決算を発表する予定で、その前後に動意付く可能性もある。(梅村哲哉)

 保有期間:3カ月
 目標株価:320円
 損切りライン:240円

◎注目株関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2014-07-15 10:00)

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