ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

インフォコム(株)【4348】の掲示板 2019/11/12〜2020/05/15

電子書籍が巣ごもり銘柄として本領発揮するのはこれからです。
今後、コロナの影響が更に悪化することを想定すると
紙の本屋、マンガ喫茶、コンビニなどのリアル店舗系は
休業に追い込まれるところが増えてくるでしょう。
先月ぐらいまでは巣ごもり消費で紙の本屋さん等も盛況でしたが
緊急事態宣言が出るレベルになるとそうもいかなくなってきます。

またamazonを始めとする紙本のネット通販も物流が麻痺すると
出荷停止、配送停止となる可能性が出てきます。

この状況が長引いて出版社や印刷業者にまで影響が出てくると
最悪、新刊が出せないという事態もありえるでしょう。
実際に東日本大震災の時には、紙不足、インク不足などで
多くの紙の本が発売中止や延期になりました。

今回も更に状況が悪化すると紙の本が入手しづらくなるでしょう。
しかしそんな時でも電子書店は営業を続けられます。
電子版だけ先行配信というパターンも増えるでしょう。
つまり紙から電子の流れが一気に加速することになります。

出版機能が停止して新刊が出せなくなったら
電子書籍も売れなくなってしまうのではないか?
それも心配いりません。元々、電子書籍の売上は
9割が旧刊で新刊の割合は1割程度と言われています。
電子が紙を逆転したと言ってもそれはマンガ全体の話で、
新刊に限ると紙8:電子2ぐらいで圧倒的にまだ紙が強いのです。
ですから新刊が出なくなったとしても影響は限定的です。

電子書店で最悪の事態は停電やインターネットの機能停止ですが
さすがにそれは最期の最期、この世の終わりレベルの状態ですし
そうなれば株式市場も閉鎖されて売買停止だから問題なし。
武漢やイタリア、スペインでも電気やネットは止まっていません。

今までの自由に出入り出来るマイルドな巣ごもり状態から
外出禁止の完全な巣ごもりになると電子書籍は真価を発揮します。