インフォコム(株)【4348】の掲示板 2019/11/12〜2020/05/15

公益社団法人 全国出版協会・出版科学研究所が
2019年の出版市場規模を発表しました。

【電子出版市場は3千億円を突破、コミックが29.5％増】
2019年の電子出版市場は前年比23.9％増の3,072億円と、3千億円を突破しました。内訳は、電子コミックが同29.5％増の2,593億円、電子書籍が同8.7％増の349億円、電子雑誌が同16.7％減の130億円。

2018年の同じ発表がこちら。
【電子市場は11.9％増の2,479億円 コミック14.8％増、書籍10.7％増、雑誌9.8％減】
2018年の電子出版市場は前年比11.9％増の2,479億円となりました。内訳は、電子コミックが同14.8％増の1,965億円、電子書籍（文字もの）が同10.7％増の321億円、電子雑誌が同9.8％減の193億円。
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2017年後半から市場成長率が再加速しているのは薄々感じてましたが
ここまで伸びてるのは正直驚きました。
2018年の電子コミックが14.8%増→2019年は29.5%増ですから倍増です。
漫画村閉鎖というのも大きいでしょうが、それ以上に
出版社がやっと電子化に本気を出してきたのが効いてるのでしょう。
決算資料などでよく見かける電子書籍市場の成長予測グラフがありますが
あれだと年々成長鈍化していく予測になっていますが
予測が良い方にハズレて第二成長期に入った感じがしますね。

あと数年でマンガは電子で読むのが当たり前の時代になります。
紙のマンガ本が出せなくなってくるので嫌でもそうなります。
こんなに確実に成長が見込める市場はなかなか無いですよ。
よく電子書籍はレッドオーシャンとか言われてますけど
勝ち組負け組がほぼハッキリしてきてますので
今後あるであろう業界再編で生き残った勝ち組にとっては
かなりおいしいブルーオーシャンになると思います。
インフォコム社長も業界再編の核になりたいとTVで言ってましたので
今後のM&Aも絡んだ覇権争いが楽しみです。
株価の方も青空天井に突入しましたので来週の決算に期待ですね。