ＴＡＣ(株)【4319】の掲示板 2015/08/21〜2017/08/23

>>686

専門家に期待される役割は、
既に変わりつつあるのではないでしょうか。
労務や経理等の業務は専門知識を持たない者でも、
手続き自体は安価なシステムで十分代用できます。
専門家の人件費より安く、早く、正確に。

これから重要なのは知識や処理のスピードや正確性といった専門性ではなく、
システムやAIを使い倒す道筋を考える人間なのかもしれません。

>>686

AIという価値を創造→AI関連に従事する人材が増える

IT革命時でもそうだけど、価値を創造しない限り、パイは大きくならないから奪い合いになる。
人工知能という価値を創造することは良いことだと思います。
少なくとも江戸時代と現代で、庶民がこれだけ豊かになったけど、営利活動は減っていない。むしろ豊かだからこそ、庶民でもボランティアや寄付という非営利な発想が生まれたのでは。
人工知能もこれからたくさんの企業が、しのぎを削る以上、人工知能関連の人材は増えるでしょう。

難関資格を取る意義が、高収入を狙うなら今なら大企業に入った方がいい。
ただ自分の長所短所を考えて、専門職の方が高収入だと判断したなら選ぶだろうし、手に職があるならないよりはいい。
独立したい人にとっても、弁護士や税理士は提供するサービスと高単価が既に認知されている分、他の独立した人よりはハードルは低いと思うよ。
資格云々より、働く全ての人にとって仕事を失う恐れは常にあると思うけどな。


> 　人工知能が発達する→人工知能の働きで省略される業種が増える→労働者は労働で生計を立てることができなくなる者が出現する→ＡＩを使いこなせる人材になる！
>
> 　この流れで理解されている面はありますが、個人的には、ＡＩが発達すればするほど非営利活動が増加し、営利活動が徐々に侵食されて、社会全体の収益性が悪化する気がします。
>
> 　ボランティアでアドバイスをする食えない税理士、食えない弁護士が活動。いまでもインターネットを使えば知識を拾うことはできます。10年先、20年先は不透明。
>
> 　5年以上掛けて難関資格を取る時代ではなくなったのかも・・・

>>686

　資格を取るのをためらう理由は多々あるのでしょうが、不確実性の度合いが増えたことも大きいのでしょう。

１．資格試験に合格するかわからない、合格率５～10％であればなおさら
　　　　　　　↓
２．合格しても年齢的に不利になる恐れがあり、実務経験を積むことができず、実務要件を満たせない
　　　　　　　↓
３．入社しても一人前の技術を得るにいたらず、途中で脱落する恐れがある
　　　人間関係のこじれ、会社との不一致、技能を高める仕事に就けないなど
　　　　　　　↓
４．何らかの理由で一人前になっても独立して仕事ができない、顧客獲得が思わしくなく収入を得ることができない

　上記１～4の過程を踏むとすれば長期間かかります。無収入の時期が長ければ長いほど厳しい状況になるのは明らか。運不運に左右される度合いがありますね。資格業者は、受講者に前もって、こういう事情を説明しておいたほうがいいです。資格が取れても、収入を得るにいたるまでの道は年々厳しくなっており、資格を取る意義が薄れてきていると。資格を取ったものの活用していない人が非常に多いことを。