IDでもっと便利に新規取得

ログイン


ここから本文です

ホルダーの皆様、あけましておめでとうございます。

昨年夏、何かの拍子に第一化成を発見し、惚れ込んで買い始めました。振り返ると昨年の最も素晴らしい投資判断の一つが第一化成への投資開始でした。400円代半ばでそれなりの数量を買い、その後も上げ局面で少しずつ買い増していっています。

無論、今後株価がどうなるかは推測しかできません。ただ、大きな事故などない限り2015年も第一化成の株価は堅調に推移するだろうと思っています。

売上面は盤石です。合成皮革の代替品である牛皮の価格高騰は構造的なもので、数ヶ月単位で解消するような問題ではなく、ベースのところで第一化成製品に追い風が吹いています。また、これは推測ですが、一度、本革から合成皮革にリプレイスしてしまえば、牛皮の価格が落ち着いてきたとしても、すぐに本革に戻るとは思えません。合成皮革の需要は、今後、着実に伸びていくと思います。

加えて米国の景気が良いことは売上面での大きな安心感につながります。そもそも、第一化成は生産キャパシティ不足で販売制限をしている状況であり、生産委託が軌道に乗り、あるいは2015年秋に予定されている新工場建設が順調にいき、生産量が増えればそれだけで売上は増えることでしょう。

また、人件費などの上昇があるかとは思うものの、利益面も底堅いと思います。2013年〜2014年にかけては、上記の生産不足への対応ため、輸送費や生産委託などで非効率なコストが相当かかっていたように推察されます。これが解消されるだけで利益率がある程度改善するはずです。また、原価に占める石化製品の割合がよく分かりませんが、ここしばらく原油価格が大きく下げていることも、なにがしか原価へのポジティブな影響があると思います。

そして、売上と利益の両面に円安が大きく貢献するはずです。第一化成の生産拠点は国内であり、一方、売り先の8割方は米国を中心に海外が占めています。大口取引先のultrafabrics社と円安による収益の折半があるようですが、それでも120円までの円安は海外売上増加に目に見える貢献をするはずで、また、円安による売上増加は基本的には利益に直結します。無論、原価面で輸入資材などの値上げなど悪影響もあると思います。ただ、第一化成の原価率は高くはなく、円安の原価への悪影響は限定的と考えています(実際、今上期は前年同期に比べれば円安ですが、原価率は2ポイント以上改善しています)。

現在、為替は120円近辺で安定しつつあるように見えますが、これは2014年の後半の出来事であり、今下期も相当な好業績になると思いますし、これが通期化することを考えると2015年度の決算は素晴らしいものになると考えています。

さらに、ultrafabrics社と収益の折半と書きましたが、この会社自体が第一化成が15%の株式を保有する持分法適用会社です。収益が折半されるとはいえ、ultrafabrics社にとって原価低減になれば、彼らの価格競争力が増し売上増加につながることも考えられますし、なんにせよ、得られる利益の15%は第一化成の営業外収益としてPL上かえってくるわけです。そして、その利益はドル建てですから、こちらも円安の影響で水ぶくれします。

今期の業績見込は恐らくさらに上方修正されると思います。また、来期はさらにそこから上にいくと思います。調整らしい調整もせず900円近くまであげていますので、大きな調整がありそうな怖さもありますが、業績面だけみれば、まだまだ割安だと思います。

年始ということで、これまで書いてきたことをまとめてクドクド書いてしまいました。いずれにせよ、3Qの決算発表までに1000円は超えてくると思いますし、春までには1200〜1500円程度までの上昇余地があると思います。個人的には既にだいぶ買いましたので、大きく買い増すことはないと思いますが、2015年最も楽しみな銘柄の一つです。着実にしっかり上昇してほしいものです。

頑張れ第一化成☆