投稿一覧に戻る 積水化成品工業(株)【4228】の掲示板 2015/04/28〜2020/08/28 783 ksy***** 2019年12月21日 09:35 ちょっと古い記事ですが、着実に伸びているようです。2018年四季報第4週に「ゲリラ豪雨冠水対策の部材伸長」 商工経済新聞社 Home 機械新聞はこちら 管材新聞はこちら Information 2017.2.27(月) 積水化学工業 熱可塑CFRPの新成形技術確立、事業化へ。第1弾は減災用止水板 熱可塑CFRPの新成形技術による止水板積水化学工業(社長高下貞二氏)は、熱可塑CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の連続異型成形技術を世界で初めて(同社調べ)確立、事業化すると発表した。従来の一般的なCFRP生産プロセスと比べ、生産性を大きく高めるとともに、大型・長尺品の生産を容易にするという。第1弾として、豪雨時に地下街や地下鉄への浸水を防止するための止水板(減災用構造体)を製品化し、17年度中に発売する予定。 CFRPは軽さと強度を併せ持つことから、金属を代替する素材として輸送用機器を中心にさまざまな製品への応用が進み、その市場規模は約1.2兆円(富士経済調べ)といわれている。 CFRPには、炭素繊維に液状のプラスチック原料を含浸させた後に熱で硬化させる「熱硬化型CFRP」と、加熱してやわらかくしたプラスチックを炭素繊維と一体的に成形する「熱可塑型CFRP」があり、長尺・大型な製品を連続的に作るためには熱可塑型が有効だが、長尺・大型と高強度を両立する製品を作ることは困難なことから、現状では熱硬化型が主流となっている。 そこで同社は、粘度の高いプラスチックでも含浸しやすくする炭素繊維の前処理技術、パイプやフィルムなどで培ってきた押出成形技術の活用による炭素長繊維と熱可塑性樹脂の複合連続押出成形技術、特殊リブ構造を連続かつ同時に成形できる技術といった3つの要素技術を核に、熱可塑型の課題を克服した同技術を開発した。 製品化する止水板は、大型アルミ板による従来品の約3分の1~4分の1という超軽量化を実現。一人で運搬でき、設置時間も2分の1で済むという。 事業展開は環境・ライフラインカンパニーが担当。既存事業の官民インフラ向けのパイプや航空機向け成形用プラスチックシート(板材)、合成木材とのシナジー創出を狙う。止水板などインフラ・土木・建築分野分野向けの製品開発・提供からスタートし、将来的には大市場である輸送用機器向けも視野に入れている。 そう思う8 そう思わない0 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
ksy***** 2019年12月21日 09:35
ちょっと古い記事ですが、着実に伸びているようです。2018年四季報第4週に「ゲリラ豪雨冠水対策の部材伸長」
商工経済新聞社 Home 機械新聞はこちら 管材新聞はこちら
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2017.2.27(月)
積水化学工業
熱可塑CFRPの新成形技術確立、事業化へ。第1弾は減災用止水板
熱可塑CFRPの新成形技術による止水板積水化学工業(社長高下貞二氏)は、熱可塑CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の連続異型成形技術を世界で初めて(同社調べ)確立、事業化すると発表した。従来の一般的なCFRP生産プロセスと比べ、生産性を大きく高めるとともに、大型・長尺品の生産を容易にするという。第1弾として、豪雨時に地下街や地下鉄への浸水を防止するための止水板(減災用構造体)を製品化し、17年度中に発売する予定。
CFRPは軽さと強度を併せ持つことから、金属を代替する素材として輸送用機器を中心にさまざまな製品への応用が進み、その市場規模は約1.2兆円(富士経済調べ)といわれている。
CFRPには、炭素繊維に液状のプラスチック原料を含浸させた後に熱で硬化させる「熱硬化型CFRP」と、加熱してやわらかくしたプラスチックを炭素繊維と一体的に成形する「熱可塑型CFRP」があり、長尺・大型な製品を連続的に作るためには熱可塑型が有効だが、長尺・大型と高強度を両立する製品を作ることは困難なことから、現状では熱硬化型が主流となっている。
そこで同社は、粘度の高いプラスチックでも含浸しやすくする炭素繊維の前処理技術、パイプやフィルムなどで培ってきた押出成形技術の活用による炭素長繊維と熱可塑性樹脂の複合連続押出成形技術、特殊リブ構造を連続かつ同時に成形できる技術といった3つの要素技術を核に、熱可塑型の課題を克服した同技術を開発した。
製品化する止水板は、大型アルミ板による従来品の約3分の1~4分の1という超軽量化を実現。一人で運搬でき、設置時間も2分の1で済むという。
事業展開は環境・ライフラインカンパニーが担当。既存事業の官民インフラ向けのパイプや航空機向け成形用プラスチックシート(板材)、合成木材とのシナジー創出を狙う。止水板などインフラ・土木・建築分野分野向けの製品開発・提供からスタートし、将来的には大市場である輸送用機器向けも視野に入れている。