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三菱ケミカルグループ(株)【4188】の掲示板 2021/04/03〜2021/05/12

610

レクサスー 強く買いたい 2021年4月23日 15:09

muse細胞はIPS細胞などと比べ物にならない程素晴らしいようですね。

IPS細胞は分化させて、疾患部位を開くなどオペの必要があり、更に癌化のリスクも払拭されていないようです。

それに比べmuse細胞は点滴のみ。オペの必要もなく、癌化のリスクもない、正に万能細胞のようです。

市場は無限大にあり、よく言う『夢の薬』かと思えるほど、最近は期待しかないです。

  • >>610

    ips もよいです。
    ips の方が万能細胞のような気がします。
    しかし、ips の実用化はミューズ細胞よりもっと時間がかかると思います。
    ミューズ細胞は早いし副作用なしで実用化が早いと思っています。
    素人ですが。

  • >>610

    よそ者ですが、
    Muse細胞発見ストーリー

    Muse細胞の発見は偶然によるものだった

    2007年のある日、京都大学准教授(当時)の出澤真理博士は幹細胞培養の実験中だった 同僚から一本の電話がかかってきた 「今から1時間後にワインの飲み会をする 来ないか」 新しい培地に交換したあと、博士は急いで飲み会に向かった

    翌日実験室に来てみると、ピンク色であるはずの培地が黄色になっていた 驚いて顕微鏡で覗いたところ、何も見えなかった つまり、幹細胞はすべて消えていた、死んでしまっていたのだ  博士は気がついた  慌てていたため、培地ではなく、同じ色をした消化酵素の溶液を加えてしまっていたことに 
    普通なら失敗液はここで捨ててしまう 博士はそうしなかった 培養皿を観察し続けた やはり何も見えなかった 30分以上経ったとき、液面に何かがぼんやりと浮いているように見えた ピントをこの浮遊物に合わせた 生きた細胞だった 栄養分のない飢餓状態の環境で1晩以上の長時間生き残ったこの細胞はどんな細胞なのか 博士はこの細胞を培養し、機能を調べた Muse細胞の発見である

    液を入れ間違えるという偶然と、失敗作を捨てずに丁寧に観察する研究者であったという“偶然”が重なり、iPS細胞、ES細胞に続く「第三の万能細胞」と呼ばれる細胞の発見に繋がった

    博士はこれより前、ES細胞に似た形をした細胞が発現しているのをたまたま観察する機会があった 「ひょっとしたらこの細胞は大物かも…」 これを再現しようとする研究を行った しかし、すべて失敗、4年が経っていた 半分諦め気分で他のプロジェクトも進めていた この他のプロジェクトの中で、加える液を間違うという偶然が起こり、Muse細胞が見つかった この細胞こそ、博士が求め続けていた「ES細胞に似た」細胞だった
    Muse細胞の発見は偶然には違いないが、「ES細胞に似た」細胞を求める努力を続けていたことが背景にあった 単純にラッキーな発見だったのではない

    Muse細胞の発見により、出澤博士はノーベル賞への登竜門と言われる米National Academy of Inventorsを受賞した(2017年)

    株のことは別にして、出澤博士のMuse細胞発見は日本の誇りと言える