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 第一稀元素化学工業(4082)は、耐摩耗性の高い金属「ジルコニウム」化合物のリーディングカンパニー。電池や電子材料向け需要の拡大に乗り、堅調な業績成長が続きそうだ。また、隠れた5G(次世代高速通信システム)関連株となる可能性もある。
 ジルコニウムは熱や腐食に強い上、さまざまな機能を有する化合物の材料になる。自動車の排ガス浄化触媒を中心に、リチウムイオン電池部材の添加剤や、電子部品のセラミックコンデンサー向けなど用途のすそ野は幅広い。
 同社は今3月期の連結営業利益について、固定費拡大を背景に前期比5%減の40億円を計画。ただ、見通しは保守的とみられる。長期的には増産投資の刈り取りによる収益拡大が期待される。
 一方、5Gインフラの一部で、アルミなどの従来の金属からジルコニウムに素材を置き替える動きもあるもよう。同社へのインパクトは未知数だが、この分野での存在感は大きい。株価は直近26週移動平均線を上抜き、下落トレンドからの転換の気配を強めている。
                          株式新聞より