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(株)田中化学研究所【4080】の掲示板 2015/04/28〜2015/07/01

先月25日に公開された特許でしゅ♪
動き出してましゅ♪動き出してましゅ♪

うほうほ♪


(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】特開2015-118945(P2015-118945A)
(43)【公開日】平成27年6月25日(2015.6.25)
(54)【発明の名称】リチウム二次電池用正極活物質、正極および二次電池
(51)【国際特許分類】
H01M 4/525 (2010.01)
H01M 4/505 (2010.01)
【FI】
H01M 4/525
H01M 4/505
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
【全頁数】26
(21)【出願番号】特願2015-27964(P2015-27964)
(22)【出願日】平成27年2月16日(2015.2.16)
(62)【分割の表示】特願2013-144947(P2013-144947)の分割
【原出願日】平成25年7月10日(2013.7.10)
(71)【出願人】
【識別番号】592197418
【氏名又は名称】株式会社田中化学研究所
【住所又は居所】福井県福井市白方町45字砂浜割5番10

  • >>519

    リチウムイオン電池用正極材料の研究開発は、こういう状況♪


     小型リチウムイオン電池は、スマートフォンやタブレットPCの急速な普及に伴って、薄型・軽量化とともに高容量化などの要求が高まっております。一方、環境対応車用途を中心とした中・大型リチウムイオン電池用途では、高容量、高出力、長寿命及び高安全といった正極材料を強く要望されております。

     これらの幅広い要求を充足させるために、当社の主力製品であります三元系(ニッケル、コバルト、マンガン)正極材料を基本に、よりニッケルの比率を高める等の組成改良によって高容量化を図るとともに、水酸化ニッケルの開発時に培った異種元素古固溶や表面修飾といった技術を用いることにより、より優れた性能を発揮することを目論んだ材料の開発ならびに新たなプロセス技術開発も行っております。

     平成25年3月からは、住友化学との資本業務提携により車載用途を中心とした次世代リチウムイオン二次電池の正極材料の共同開発・人材交流がスタートし、平成27年1月にはさらなる資本関係の強化と共に、従来以上の両社研究要員の交流促進等による共同開発体制の一体化により、開発促進に向けたシナジー効果の現実を目指し取り組みを行っております。

     さらに、一層の高エネルギー密度化や低コスト化に応えるために、5V級の高電圧・高容量の材料やコバルトフリーの低コスト材料といった次世代材料の研究開発も推進しております。


     また、平成24年度から、経済産業省管轄によるNEDOの助成事業(リチウムイオン電池応用・実用化最先端技術開発事業)に採択され、高容量且つ低コストな酸化物正極を用いた高エネルギー密度リチウムイオン電池の実現を目指し、日本電気株式会社、積水化学工業株式会社との共同開発もおこなっております。