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マグネシウムイオン電池は、全固体リチウムイオン電池、ナトリウムイオン電池と同様に以前から注目されていましたが、実用化は、スマホ用でも2年後が目標で、EV用はうまくいっても、さらに数年かかると思われます。

田中の技術の特徴は、単に正極材の組成物特許を持っているだけでなく、高容量、長寿命、高出力といった正極材の性能を決める前駆体の制御技術に優れる点にあり、他社はこの点で追随できませんので、負極にマグネシウムを使用するマグネシウムイオン電池が実用化された場合においても、正極材は田中に製造を委託することが十分考えられます。
現在の住金鉱山がその好例です。
従って、マグネシウムイオン電池の記事は、単純にマイナス材料と考える必要はなく、プラス材料かもしれません。