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完全子会社化を心配されている方がいるようですが、完全子会社化されるのは、以下の2つのケースです。
①親会社の経営方針に反対する株主が多く、そうした株主を排除したい時。
②子会社が高収益で、その利益をそのまま親会社に反映させたい時。
ですが、今の田中はこれに当てはまらないので、住化には何もメリットもありません。

さらに、完全子会社化するには、TOBをかけて株を買い集めることになりますが、そのためには株価にプレミアをつける必要があります。
参考になるのは、三菱ケミカルが資本比率51%の子会社である日本合成化学を完全子会社化するために、先月TOBを発表しましたが、発表直前の株価605円に対して、TOB価格は910円で、×1.5倍でした。
また、先週木曜日に発表されたノバレーゼの場合は、発表直前の株価792円に対して、TOB価格は1944円で、×2.5倍でしたので、今日も含めて、連日のストップ高です。

従って、完全子会社化は株主にとっては、むしろ有り難い話です。