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デンカ(株)【4061】の掲示板 2020/05/28〜2020/07/01

【インフルエンザの新型、中国で発見「世界的流行も」と科学者】
2020年06月30日

パンデミックを引き起こす恐れのあるインフルエンザウイルスの新たな型を、中国で科学者が発見した。

科学者らによると新型のインフルエンザウイルスは最近見つかった。ブタを宿主とし人にも感染するという。

更に変異し人から人に簡単に移る様になって世界的な大流行を招く恐れがあると、科学者らは懸念している。

緊急対応が必要な問題では無いが、人に感染する「すべての特徴」を備えており、注意深く監視していく必要があるという。

新型なので、このウイルスに対して免疫をもつ人はほぼ存在しない。

発見した科学者らはブタで見つかったこのウイルスを抑え、養豚業者らの状態を注視する方策を素早く導入すべきだと、米科学誌「Proceedings of the National Academy of Sciences」で訴えている。

世界の国々が現在の新型コロナウイルスのパンデミックを終わらせようと躍起になっている中でも、専門家らは絶えず、たちの悪いインフルエンザの新型を警戒している。

世界的に流行した最後のインフルエンザは、2009年にメキシコで発生した豚インフルエンザだ。当初心配された程の死者は出なかったが、これは多くの高齢者がかつて、似たインフルエンザの流行で何らかの免疫を得ていたと見られる事が大きかった。

当時のウイルスは現在、毎年のインフルエンザワクチンで予防が図られている。

中国で今回見つかったインフルエンザの新型は、2009年の豚インフルエンザに似ているが、多少の違いがあるという。

今のところ大きな脅威にはなっていないが、この新型を研究してきた英ノッティンガム大学のキン=チャウ・チャン教授らは注意が必要だとしている。

研究者たちが「G4 EA H1N1」と呼ぶこのウイルスは、人の気道の細胞内で成長し増殖する。

最近、中国の食肉処理場やブタと関わる労働者から感染が始まった証拠が見つかったという。

現在のインフルエンザワクチンにはこの新型の予防効果は無いと見られるが、必要に応じて適合させる事は可能だとされる。

キン=チャウ・チャン教授は「現在は当然ながら、みんなコロナウイルスに気が取られている。しかし、危険性のある他の新型ウイルスへの注視は必要だ」とBBCに話した。…
…以下は省略